歯舞群島の貝殻島周辺、コンブ漁の漁場示すブイを一時撤去…ロシア側が要求「灯台修理・点検のため」

北方領土・歯舞群島の貝殻島灯台が6月中旬から消灯している問題を巡り、貝殻島周辺でのコンブ漁の漁場を示すためのブイが18日、ロシア側の要求を受けて一時的に撤去された。北海道水産会(札幌市)などによると、ロシア側は「灯台を修理・点検するため」と説明している。
今年のコンブ漁は6月15日に始まったが、同17日に貝殻島灯台の消灯が判明。ロシア外務省は今月12日、灯台の修理・点検が終わるまでコンブ漁を停止すると発表していた。
漁期は9月30日まで。ロシア側は修理・点検の期間を示していないという。

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