都内のコロナ患者数が10週連続で増加、5月の連休明けから増え始め…手足口病の感染も拡大

新型コロナウイルスの定点医療機関あたりの平均患者数は直近1週間(8~14日)で7・56人に上り、10週連続で増加したことが18日、東京都のモニタリング(監視)結果でわかった。都は、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。
都によると、8~14日は都内419か所の定点医療機関のうち416か所から報告があり、患者の総数は3146人だった。平均患者数は、前週から0・42人増えた。
都内のコロナ患者数は、5月の連休明けに増え始めた。昨年も同様の時期から増え始めて8月28日~9月3日にピークを迎えており、都は患者がさらに増える恐れがあるとみている。
一方、口内や手足に発疹ができる「手足口病」の感染も拡大している。8~14日の平均患者数は、前週比2・42人増の16・39人。6月後半から国の警報基準(5人)を上回る状態が続いている。

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