自転車で“ひょっこり”と飛び出し、対向車の通行を妨げる危険な運転をしたとして道路交通法違反の罪に問われた男は、7月22日の初公判で起訴内容を否認しました。
柏市篠籠田の無職、成島明彦被告(37)は2024年4月、柏市の市道で自転車で道路のセンターライン付近を走行したり、対向車の前に飛び出したりするなど、車の通行を妨害する危険運転をしたとして、道路交通法違反の罪に問われています。
22日、千葉地裁松戸支部で開かれた初公判で、成島被告は「急には右に行っていない」、「妨害するつもりはなかった」などと、起訴内容を否認しました。
一方検察側は冒頭陳述で「犯行の直前や直後にも対向車線上を逆走するなどの迷惑運転を繰り返していた」と指摘しました。
成島被告は過去にも同じような事件を起こし実刑判決を受けていて、当時近隣住民らに「ひょっこり男」と呼ばれていました。