陸上自衛隊・板妻駐屯地の34歳の2等陸曹が、後輩の隊員を平手打ちしたとして停職1か月の懲戒処分を受けました。
停職1か月の処分を受けたのは、板妻駐屯地・第34普通科連隊所属の2等陸曹で34歳の男性です。
板妻駐屯地のよりますと、この2等陸曹の男性は2022年8月、訓練中にふてくされた後輩隊員の態度に腹を立て、頬を平手打ちする暴行を加えたということです。
防衛省では、2022年に、元陸上自衛官の女性への性暴力事件を受け、全自衛隊員を対象としたパワハラなどに関するアンケートを実施していて、今回の事案は、このアンケートにより発覚しました。
板妻駐屯地・第34普通科連隊長の兜智之1等陸佐は、「このような事案が起きたことは誠に遺憾です。教育指導の徹底を図り、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。