パトカーが流された山形・新庄市で捜索再開、100人態勢でヘリやドローンも投入

記録的な大雨が降った山形、秋田両県では3人が行方不明のままとなっており、各地の現場で27日も、警察や消防が捜索活動を続けている。
パトカーが流され、警察官1人が死亡し、1人が行方不明となっている山形県新庄市では27日午前6時半頃から、県警機動隊員や消防隊員ら100人以上の態勢で捜索を再開した。
現場は、最上川支流の新田川近くの水田。パトカーが見つかった場所から下流域に向けて捜索を進め、機動隊員らは棒で稲をかき分けて手がかりを探した。県警ヘリやドローンで空からも捜索に当たっている。
様子を見守っていた男性(75)は「川に流されていないことを祈っている。早く見つかってほしい」と話した。
秋田県では、湯沢市の道路工事現場で起きた土砂崩れで行方不明になっている作業員の60歳代男性について、27日午前、県消防防災ヘリが上空から捜索した。また、24日夜から行方がわからない同県大仙市の男性会社員(42)は、県警が捜索を行っている。
仙台管区気象台によると、27日夜まで現地では激しい雨が見込まれ、28日も雨が続く予報だという。

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