〈 《証拠入手》自民党・広瀬めぐみ参院議員(58)が秘書給与巡り〈やっぱり違法なことだから〉LINE【特捜部が秘書給与詐取の疑いで捜査】 〉から続く
国から公設秘書の給与を騙し取っていた疑いがあるとして、東京地検特捜部から7月30日、家宅捜索を受けた自民党の広瀬めぐみ参院議員(58)。今年2月には「週刊新潮」が、カナダ人プロサックス奏者との“赤ベンツ不倫”を報じたが、「 週刊文春 」は今回、広瀬氏が支援者らに送付していた不倫問題に関する直筆の謝罪文を入手した。
運転する赤いベンツで歌舞伎町のホテルへ
「週刊新潮」(今年2月29日発売号)によれば、夫と2人の子どもがいる広瀬氏は昨年10月、カナダ人サックス奏者と食事を済ませた後、自身が運転する赤いベンツで歌舞伎町のホテルへ。広瀬氏はそのまま1泊し、翌朝、国会に向かったという。その後、地元・岩手県盛岡市内で報道陣の取材に応じ、事実関係を認め、「軽率な行動だった」などと謝罪した。
〈深く反省しております〉〈信頼回復に努めて参ります〉
広瀬氏が支援者らに直筆の謝罪文を送付したのは、「週刊新潮」の報道から間もなくのことだった。〈ご支援頂いております皆様へ〉と題した手紙には、以下のように記されている。
〈取り返しのつかない行動であった〉〈信頼回復に努めて参ります〉
〈このたびは、週刊誌やテレビなどにおいて私に関する報道がなされ、応援して下さった皆様方に大変なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます〉
〈私を初当選へと導いて下さり、その後も応援を頂いてきた多くの皆様方に対して、「期待」や「信頼」を損ねてしまったことは、応援して頂いた身として取り返しのつかない行動であったと深く反省をいたしております〉
そして、〈信頼回復に努めて参ります〉〈誠に申しわけございませんでした〉などと締めくくっている。
だが、不倫報道からちょうど5カ月後、秘書給与詐取疑惑を巡って東京地検特捜部から家宅捜索を受ける事態へと発展。 「週刊文春」はその証拠となり得るLINEを入手し、オンライン記事で報じている。 広瀬氏は自民党に離党届を提出する意向だ。
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)