大気の状態が非常に不安定となった4日午後、京都市などはゲリラ豪雨に見舞われ、一時大雨警報が発表された。5日以降もしばらくは大気の状態が非常に不安定な状況が続くとみられ、急な激しい雷雨に注意が必要になる。
京都地方気象台によると、京都市中京区では午後5時までの1時間に53ミリの非常に激しい雨が降った。京都市内で一時約7千世帯近くが停電し、夕方から鴨川河川敷で予定されていた「鴨川納涼2024」は中止となった。
中京区では、雨水が流れ込んで排水が追いつかず、マンホールのふたが浮く場面もみられた。大雨の際は、冠水した水中でマンホールのふたが外れていることもあり、注意が必要になる。
気象台によると、5日以降もしばらくは大気の状態が不安定な状況が続き、京都市で古くから「丹波太郎」「山城次郎」「比叡三郎」と呼ばれる積乱雲による激しい雷雨の恐れがあるという。