JR九州大分支社は3日、大分乗務センターに所属する30歳代の運転士が同日午後、久大線・由布院―野矢駅間で上り普通列車(2両編成、乗客約15人)を運転中、私用のスマートフォンで動画投稿サイト「ユーチューブ」を約2分間閲覧していたと発表した。乗客の情報提供で発覚した。列車の遅れや事故はなかったという。
同社によると、運転士は乗務歴11年4か月。同社は個人の特定につながる恐れがあるとして性別は明らかにしていない。同社は社内規定で、乗務中は私用スマホの電源を切るか機内モードにした上で、専用ケースに収納するよう定めているという。