8月6日(火)21時現在、小笠原近海で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風5号と呼ばれることになります。▼熱帯低気圧 8月6日(火)21時 中心位置 父島の南西約170km 移動 北北東 10 km/h 中心気圧 1000 hPa 最大風速 15 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 23 m/s
小笠原では強雨や落雷・突風に注意
昨日5日(月)に発生したこの熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。進路の予想を見ると、小笠原近海から北北東に進み、日本の東に向かう可能性が高くなっています。ただ、顕著な発達は予想されておらず、暴風域を伴わない程度の勢力のまま北上する見通しです。小笠原諸島では明後日8日(木)にかけて強い雨や落雷・突風等に注意が必要です。本州方面へは大きな影響はない見通しですが、太平洋沿岸では波が高くなる可能性があるため海のレジャーの際は離岸流などに十分注意が必要です。
台風発生すればおよそ半月ぶり
平年の台風発生数
次に台風が発生すると、7月21日に発生した台風4号以来で、台風5号と呼ばれることになります。台風が発生すればおよそ半月ぶりです。台風発生数の平年値を見ると、8月の台風発生数の平年値は5.7個で、一年の中でも最も台風の発生が多くなる時期です。今年も日本の南で複数の台風が発生する可能性があります。秋にかけての本格的な台風シーズンとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。