10日夕方、北海道苫小牧市で「牛が道路をふさいでいる」と警察に複数件の通報がありました。
10日午後6時半ごろ、苫小牧市錦岡の道路を通行した人から「牛が道路をふさいでいる」などの通報が複数件ありました。
警察によりますと、牛は付近の牧場から逃げ出したとみられ、約20頭が一時、牧場外の道路などに出たということですが、警察が現場に到着したときには、すでに関係者が全頭を牧場に戻していて、事故などはありませんでした。
視聴者が撮影した写真には、道路を横断したり、道路わきや歩道上の草を食べたりする複数の牛の姿が写っていました。
目撃した人は「突然目の前に大きくて黒い動物が現れ、最初はクマかと思ったが、よく見ると牛でびっくりした。10頭以上の牛が道路上にいて、暗くなる時間だったので危ないと思い警察に通報した。ふだんからシカやキツネが出る場所だったので、いつもゆっくり運転しているが衝突しないでよかった」と話しています。