12日、愛知県刈谷市で複数のボートなどが燃えた火事を受け、警察と消防は13日に実況見分を行いました。
激しく燃え広がる炎、黒煙も立ちのぼりました。
火事があったのは13日午前、刈谷市港町の逢妻川の中州で、火は約11時間後に消し止められました。
けが人はいませんでした。
70代の男性が焼却炉で枯れ草を燃やしていたところ、男性が管理する平屋建ての倉庫に燃え移ったとみられていて、積み上げられたり係留されたりしていた大量のボートなども焼けました。
警察と消防は13日午前9時から実況見分を行い、詳しい被害状況を調べました。
ボートの所有者によると、ボートは使わなくなったものや修理のため保管していたものでしたが、愛知県によりますと、ボートの一部は県が管理する逢妻川や県の管理地に置かれていたことから、ことし6月頃に不法占用にあたるとして所有者に警告していました。
一方、所有者はCBCテレビの取材に対し「50年程前に地元の組合から借りた土地で、無断でボートなどを置いている訳ではない」と主張。
議論は平行線のままだったということです。