岐阜県高山市のアパートが焼け、5人が死傷した火災で、現住建造物等放火容疑で逮捕された住人の無職森江琉聖容疑者(23)が「自殺しようとして火を付けたが、怖くなって逃げた」という趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。県警は死亡した住人とみられる男性2人は逃げ遅れたとみて死因の特定を急ぐ。
大家の男性によると、森江容疑者は約2年前からアパート1階の部屋に入居していたが、ひきこもりがちだったという。
逮捕容疑は8日午後10時ごろ、高山市大新町のアパートに放火した疑い。2人の遺体が見つかったほか、3人がやけどを負った。