「38年間の政治生活の集大成として」 自民党の石破茂元幹事長 地元・鳥取県八頭町から総裁選への出馬を正式表明

自民党の石破茂元幹事長(衆院鳥取1区)は8月24日、自民党総裁選(9月12日告示、27に投開票)への出馬を正式に表明しました。
石破元幹事長は、7月の自民党県連大会で総裁選へ立候補する意向を示していましたが、正式な出馬表明は国会議員としての活動を支えてくれている地元で行いたいと、かねてから話していました。出馬表明の場に選んだのは、鳥取県八頭町にある和多理神社。総裁選の必勝を祈願した後、記者団の取材に応じ、総裁選への決意を語りました。
自民党 石破茂 元幹事長
「私、石破茂はこの度の自由民主党総裁選挙に立候補をいたします。38年間の政治生活の集大成としてこれを最後の戦いとして原点に戻り全身全霊で皆さまにご支持を求めてまいります」
岸田文雄首相の後任を選ぶ、9月の総裁選には10人超の自民党所属議員が出馬意向を示していて、異例の展開となっています。石破元幹事長は、地方を中心にした根強い党員の支持を背景に、これまで4回、総裁選に挑戦していますが、国会議員の間で支持が広がらず、いずれも落選しています。今回も国会議員票の取り込みが最大の課題となっており、今後の動向が注目されます。

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