大地震に不安「感じる」計81% 南海トラフ巡り 毎日新聞世論調査

24、25日実施の毎日新聞世論調査で、宮崎県沖の日向灘を震源とする最大震度6弱の地震が8日発生し政府が「南海トラフ地震臨時情報」(巨大地震注意)を発表したことを受け、大きな地震災害に襲われる不安を感じるかを聞いた。「強く感じる」は26%、「ある程度感じる」は55%で、計81%。「あまり感じない」は16%、「全く感じない」は2%で、計18%だった。
男性の75%、女性の87%が不安を「強く」「ある程度」感じると答えた。
南海トラフ地震の想定はマグニチュード9・1で、死者は最大23万1000人と試算されている。臨時情報は2017年に導入され、今回初めて発表された。気象庁は「新たな大規模地震が発生する可能性が平常時と比べて数倍高まっている」と注意を呼びかけ、一部の地域で観光客が減るなどの影響が出た。【村尾哲】

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