27日、北九州市小倉北区のラブホテルで、代金を支払う意思も能力もないにも関わらず、部屋に入室し休憩と飲食をしたとして、36歳の無職の男が現行犯逮捕されました。
27日14時半ごろ、北九州市小倉北区日明にあるラブホテルで、従業員から「入室の男性1名、部屋代と飲食代の所持金を持ち合わせていない」と警察に通報がありました。
警察が現場に駆け付け、男に話を聞いたところ、所持金が約20円しかなく休憩代金と飲食代金を支払う意思も能力もないにも関わらず、部屋に入り休憩と飲食をしたことを認めたため、男を現行犯逮捕しました。
詐欺の疑いで現行犯逮捕されたのは、住居不定・無職の竹尾謙容疑者(36)です。
警察によりますと、竹尾容疑者は、部屋でビール・チューハイ・から揚げなどを注文。飲食と休憩をして窓から逃走を図りましたが、窓に鉄格子がついており逃走することができなかったとみられています。
その後、部屋から逃走できなくなった竹尾容疑者がホテルの従業員に「お金を持っていません。警察に通報してください」などと申し出たことから従業員が警察に通報したということです。
取り調べに対し、竹尾容疑者は容疑を認めているということです。