自民党は憲法改正に向け、自衛隊の明記や緊急事態条項の新設に関する論点をとりまとめました。
岸田総理「衆参で3分の2の賛成を得て、国民投票にかけ、憲法改正を実現する、この段階に入った」
自民党の憲法改正実現本部は先ほど、憲法改正の発議に向けた、▼9条への自衛隊明記や、▼大規模災害など緊急事態が起きた際に政府の権限を一時的に強める「緊急政令」に関する論点をとりまとめました。
このうち「自衛隊の明記」については、今の憲法9条を維持したうえで、自衛隊について付け加える、党が2018年にまとめた条文のイメージを前提とすることを確認しました。
岸田総理は「議論だけの時代は終わった」と強調し、“これまでの取り組みを新総裁も引き継いでもらいたい”と訴えました。