「口の中ピリピリ」園児のうがいに誤って漂白剤入り消毒液 お盆休み…失念 北海道音更町

北海道・十勝の音更町の「宝来認定こども園」で2024年8月20日、年長クラスの園児25人に対し、誤って漂白剤入り消毒液でうがいさせていたことが分かりました。
いまのところ、園児に健康被害はないということです。
うがい用のフッ化物洗口液は、毎週月曜日に1週間使用する分量を作り、金曜日に余りを廃棄した後、消毒液で容器を洗浄していました。
認定こども園によりますと、8月9日(金)に容器を洗浄した後、お盆休みで期間があき、8月20日(火)に、容器に入れた消毒液を廃棄し忘れたまま、うがいに使ってしまったということです。
園児から「口の中がピリピリする」「いつもと味が違う」と訴えがあり、職員が液体を調べたところ、漂白剤入り消毒液であることが分かりました。
発覚後、嘱託医の指示に従い、園児に水でうがいをさせたり、牛乳を飲ませるなどして対応しました。
認定こども園では8月21日から1か月間、フッ化物洗口液によるうがいを取りやめ、手順を見直すということです。
認定こども園は「保護者にお詫び申し上げたい」「基本的な手順などを確認しながら気を引き締めて運営をしていく」とコメントしています。

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