【独自】斎藤知事「議会解散」なら選挙費用は約16億円か 知事は改めて続投の意思を示す 解散については肯定も否定もせず

兵庫県議会で一部の会派が知事に対し、不信任決議案を提出する方針をすでに固める中、議会が解散した場合の選挙費用が約16億円に上ると試算されていることがJNNの取材で分かりました。 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラ疑惑などを告発された問題では、3年前の選挙で知事を推薦した維新の会が、出直し選挙で信を問うよう申し入れたほか、自民党など全ての会派で辞職を求める動きがあります。 知事が要求に応じなければ、立憲民主党系の会派が9月19日からの県議会で不信任決議案を提出する方針をすでに決めていて、可決される見通しです。この場合、知事は議会を解散するか辞職する必要がありますが、解散した場合に行われる県議会議員選挙の費用が約16億円に上ると試算されていることが関係者への取材で新たに分かりました。選挙は去年4月に行われ、任期を2年7か月残しています。 これまで辞職要求に応じない姿勢を示している斎藤知事。9月10日午前、次のように話しました。 (兵庫県 斎藤元彦知事)「(Q解散の可能性はある?)仮定の話ですので、お答えできません。(Q解散した場合、県民負担が増えるが?)そこは議会側がこれからどう判断されるかということだと思います」 改めて続投の意思を示し、議会の解散については肯定も否定もしませんでした。

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