ドラマ「下剋上球児」モデルの元野球部監督が体罰、練習でミスした部員の頭たたく…三重の県立高

昨年秋に放送されたドラマ「 下剋上 球児」(TBS系列)で主役のモデルとなった高校野球部の元監督が、部員に体罰や不適切な指導をしたとして、三重県教育委員会から文書訓告の処分を受けたことがわかった。
処分を受けたのは、県立 昴 学園高校で監督を務めていた男性教諭(46)。県教委によると、教諭は昨年5月、練習でミスした部員の頭をたたいたほか、同年12月には腕立て伏せをしていた別の部員の頭を足でつつくなどした。教諭は9日、読売新聞の取材に「頭をたたいたことは反省している。自分の気持ちを伝えていたつもりだった」と話した。
今年7月、不適切な指導があると県教委に通報があり、同校は教諭を野球部の指導から外した。日本学生野球協会は今月6日、教諭を4か月の謹慎処分とした。
教諭は別の県立高校の硬式野球部監督だった2018年に夏の甲子園に出場。甲子園出場までの軌跡がドラマ化された。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする