カジノ店恐喝事件から監禁事件に発展か 逮捕した暴力団組員の事務所を家宅捜索 沖縄県警【動画あり】

指定暴力団旭琉會の組員らによる20代男性監禁事件で、沖縄県警特別捜査本部は11日、北中城村内にある旭琉會本部事務所を家宅捜索した。同日午後2時ごろ、捜査員18人が事務所へ入り、約25分間、捜索を実施した。
県警は8月27日、旭琉會二代目沖島一家と功揚一家の構成員らが、那覇市内で大阪府在住の20代男性を車で拉致し、八重瀬町にあるヤード内のコンテナに男性を連れ込んで監禁したとして、現場にいた7人を監禁の疑いで現行犯逮捕。9月10日にも、共犯者として沖島一家組員の男を同容疑で逮捕した。
一方、監禁事件の発生日と同じ8月27日午前0時半ごろ、那覇市松山のカジノ店で、客4人が店側に因縁をつけて現金500万円を脅し取る恐喝事件があった。県警は9月5日、大阪府在住の男3人を恐喝容疑で逮捕。その容疑者の1人が、監禁事件の被害者だった。
カジノ店恐喝事件をきっかけに監禁事件が起きたとみられ、県警は全容解明に向け、捜査を進めている。

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