北海道・札幌市中央区の「南警察署 行啓通交番」に9月12日、砲弾のようなものが持ち込まれました。
砲弾を持ち込んだのは交番の付近に住む男性(73)です。
男性が親族の遺品整理をしていたところ、直径4センチ高さ10センチの弾頭とみられる砲弾のようなものを見つけました。
警察官が確認したところ、下部に火薬を入れる部品がありましたが、火薬は入っていなかったということです。
周辺には小学校があり、警察は児童を校舎の外に出さないよう呼びかけているほか、国道230号の南に向かう車線を通行止めにしています。
また、交番に隣接する山鼻公園が立入禁止となっています。
現在、陸上自衛隊が確認に向かっています。
警察は、危険物が見つかった時は移動させずに避難をしたうえで、警察に通報してほしいと呼びかけています。