関東~九州の18都府県に熱中症警戒アラート 猛暑日予想のところも

今日9月14日(土)、環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを関東~九州の18都府県に発表しました。対象地域では特に熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分補給や室内でもエアコンを使用するなど、熱中症予防を万全に行ってください。
西日本や東日本は厳しい蒸し暑さ
▼熱中症警戒アラートの発表状況(計18地域)埼玉県 東京都 千葉県 神奈川県 山梨県 静岡県 福井県 京都府 兵庫県 和歌山県 岡山県 島根県 鳥取県 徳島県 香川県 高知県 長崎県 鹿児島県(奄美地方除く)今日も東日本から西日本は広い範囲で日差しが届き、引き続き厳しい残暑となります。福岡や広島では36℃まで気温が上がる見込みで、西日本を中心に最高気温が35℃以上の猛暑日予想の所が多くなっています。湿った空気が流れ込んで蒸し暑く感じられそうです。熱中症警戒アラートの対象地域では暑さ指数(WBGT)も高くなり、熱中症のリスクが上昇するところがあるので、エアコンをつけたり、こまめな水分補給・塩分補給を行うなどの対策をしっかりと行ってください。十分な睡眠と栄養補給も熱中症予防の基本です。
熱中症警戒アラートとは
熱中症警戒アラートは、予想される暑さ指数(WBGT)に応じて発表される情報で、以前発表されていた高温注意情報を置き換えたものです。2021年から全国で本運用が始まりました。環境省と気象庁は、暑さ指数が「危険」ランクの中でもさらに重要度の高い暑さ(WBGT:33以上)が予想される場合に「熱中症警戒アラート」を発表することを決めています。
暑さ指数(WBGT)とは
暑さ指数(WBGT)は国際的に用いられる指標で、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、気温、湿度、日射・ 輻射、風の要素から算出されます。熱中症患者発生率との相関が気温よりも良好で、暑さ指数が「厳重警戒」ランク以上だと熱中症患者が著しく増加することがわかっています。また、暑さ指数が「危険」ランクの場合は運動は原則中止すべきとされています。

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