週中頃にかけ東北～日本海に前線停滞
秋雨前線が東日本～山陰沖に停滞しています。19日(木)頃にかけてゆっくりと北上し、東北～日本海付近に停滞する見込みです。東北や北陸などで雨の降る所がありそうです。前線の活動はさほど活発ではありませんが、太平洋高気圧の縁辺を回る湿った空気が前線に向かって流れ込むため、夕立やゲリラ雷雨が発生しやすい状況が続きます。前線の南側で晴れる地域も油断はできません。
沖縄には台風14号が接近
昨夜発生した大型の台風14号(プラサン)は台風13号の後を追うように日本の南を北西に進み、18日(水)頃に沖縄付近を通過して東シナ海に向かう予想となっています。顕著は発達はない見通しで、最盛期にも暴風域は伴わない予想となっていますが、進路に近い沖縄では強風や高波・大雨などの影響が出るおそれがあるため今後の進路の情報に注意してください。なお、「大型」という階級は強風域の径が広いことを示していて、強さとは関係がありません。
次の三連休は大雨注意 暑さは急激に和らぐ
週間天気図（9月17日～9月22日）
秋雨前線は20日(金)頃から南下に転じ、活動が活発になる可能性が高まってきました。特に21日(土)～22日(日)にかけては西日本や東日本でまとまった雨が降り、雨量がかさんで大雨となる可能性があります。今後の情報に注意してください。この雨のタイミングでようやく気温が低下し、秋の涼しさになる所が増えそうです。気温の変化にも注意してください。