【AFP=時事】海上自衛隊の護衛艦が25日、初めて台湾海峡(Taiwan Strait)を通過した。NHKなどが26日に報じた。「航行の自由」を主張する狙いがあるとみられる。 8月に中国軍機が日本の領空を初侵犯したのを受け、日本政府は「主権の重大な侵害」と非難していた。 読売新聞は複数の政府関係者の話として、このまま何も対応を取らなければ中国軍の行動がさらにエスカレートする可能性があるとして、岸田文雄(Fumio Kishida)首相が護衛艦の派遣を指示したと報じている。 今月に入ってからも、中国の空母が台湾にも近い日本の二つの島の間を初めて通過。日本側が「全く受け入れられない」と反発する一方、中国側は国際法を順守していると主張していた。 【翻訳編集】AFPBB News