福岡県筑紫野市の私立高校で、男性教諭が授業中に生徒の首を腕で絞める「不適切な指導」を行っていたことが分かりました。
不適切な指導があったのは、筑紫野市にある九州産業大学付属九州産業高校です。
高校によりますと、9月14日、数学の授業中に30代の男性教諭が、指導していた1年生の男子生徒の首を腕で絞めたということです。
男子生徒にけがはありませんでした。
聞き取りに対し男性教諭は、「不適切な指導をしたことは申し訳ない」などと話し、生徒と保護者に謝罪したということです。
男性教諭は2023年、別の生徒の顔を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで書類送検されていて、今回の事案を受けて自主退職しています。
高校は、今回の事案について「不適切な指導」として県に報告していて、「再発防止に努めていく」とコメントしています。