“ダブル台風”の行方は?関東沿岸部は雨・風強まるおそれ 台風18号の影響で10月なのに真夏日続出【Nスタ解説】

秋らしく過ごしやすい気候になってきましたが、今週は“ダブル台風”の動きに注意が必要です。北上する台風17号と18号。10月1日以降、関東の太平洋側の沿岸では強風や高波となる可能性があります。
“ダブル台風”の一方、暑さも…10月なのに33度予想 熱中症に警戒
広瀬俊気象予報士: 小笠原諸島付近にある台風17号の関東への影響は、注意報レベルではないかとみています。今後、関東の東の海上に進み、10月1日の夕方ごろに最接近する見込みです。
大型で非常に強い勢力の台風18号は、台風17号に比べると動きがゆっくりで、10月5日(土)には予報円が九州の西の海上付近にあると予想されています。台風17号は上空の偏西風に流されるような形でスピードを上げていきますが、台風18号はこの偏西風に見放されているような状況です。
影響が長引くことで、南の暖かく湿った空気の流れ込みが続いてしまいそうです。この時期、平年は東京で最高気温が25度に届かなくなってくるのが“当たり前”ですが、10月1日以降の最高気温は日に日に上がっていきそうです。
ホラン千秋キャスター: 週末は各地で30度台になっていますね。
広瀬気象予報士: 10月なのに真夏日が続くというのは、やはり異常な暑さです。10月5日(土)の最高気温は、▼東京で30度、▼名古屋で33度、▼京都、福岡で32度となっていて、この時期としては季節外れの暑さが予想されます。
運動会が控えている学校もあるかと思いますが、10月であることを忘れて熱中症対策をしっかりとしてください。
ホランキャスター: 最低気温も下がってきていますので、1日の寒暖差で体調を崩さないように脱ぎ着しやすい服装がよさそうです。
========== <プロフィール> 気象予報士広瀬駿さん 1989年愛媛県生まれ 気象予報士・防災士・健康気象アドバイザー 横浜国立大学大学院で台風を研究

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