走行中のタクシーに自転車を投げつけたとして、大阪府警は6日、豊中署の巡査長(28)を器物損壊容疑で現行犯逮捕した。容疑を認めているという。
発表では、巡査長は6日午前3時半頃、大阪市北区を走行中のタクシーに歩道から自転車を投げ、バンパーやサイドミラーなどを壊した疑い。客は乗っておらず、30歳代の男性運転手にけがはなかった。現場から逃げた巡査長を運転手が追いかけて取り押さえた。
府警によると、巡査長は5日が休日で、当時は酒に酔っていたという。自転車は他人名義で、入手した経緯や動機を調べる。
府警の津川浩徳監察室長は「警察官として言語道断の行為。捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」とコメントした。