３０日午前６時頃、北海道厚沢部町の山林で、７０歳代の男性が顔と頭から血を流して倒れているのを、捜索中の地元猟友会のハンターが発見した。男性は駆けつけた厚沢部消防署の救急隊員により、その場で死亡が確認された。道警江差署は男性の死因を調べている。
発表によると、男性は２９日朝、「山林に設置した（動物を捕る）箱わなを確認する」と家族に告げて外出。日没になっても帰宅せず、家族が周辺を捜したところ男性の車が無人のまま止まっているのを見つけ、同午後９時４０分頃に同署へ通報した。
男性は車から２０メートルほど離れた山林内で倒れ、顔面が大きく損傷していた。今のところ、付近でクマの足跡や体毛などは確認されていないという。