東京の世田谷区と中野区は1日から同性カップルの住民票を男女の事実婚と同じく「未届」と記載できるようにします。都内の自治体では初めてとなります。
世田谷区と中野区では1日から、同性カップルの住民票の続き柄の欄について、男女の事実婚と同じ「妻・未届」「夫・未届」と記載できるようになりました。
都と区いずれかの「パートナーシップ宣誓制度」を利用している区民で希望者が対象です。
両区では、これまで同性カップルの続き柄について「同居人」や「縁故者」と記載していましたが、「赤の他人のように聞こえる」といった声が区民から寄せられたといいます。
世田谷区は、企業が福利厚生などの対応で一歩踏み出すきっかけになればと期待をしています。
また、中野区では手続き方法の問い合わせが複数寄せられているということです。