昨夜から日本列島の上空には強い寒気が流れ込み始めています。北海道では雨が雪に変わったところが多く、札幌でも今季初めての積雪となりました。
北海道では今夜遅くにかけて断続的に雪が降る予想です。路面凍結等に注意してください。
上空に12月上旬並みの寒気が南下
北海道の上空約1500mには、降水があれば平地でも雪になる目安とされる-6℃以下の寒気が流れ込んでいて、みぞれや雪となっているところがあります。午後から夜にかけてのピーク時には-10℃前後の12月上旬並みの寒気が南下する予想です。
北海道では昨夜から積雪の始まったところが多く、札幌管区気象台でも今季初めての積雪を観測しました。山地では10cm以上の積雪となるおそれがあるため、峠道の走行には冬用タイヤの装着が必須です。
冬に比べるとまだ気温が高めなので、道路に積もった雪はとけている所もありますが、路地などでは積雪となっている所もあります。スリップ事故や転倒等に十分注意してください。
本州の日本海側は時雨(しぐれ)
東北の日本海側は雨が降りやすい天気です。午前中はザっと強まることもあるため、雨具を持ってお出かけください。北陸から山陰も雲が多く、雨の降る所がある見込みです。
週末にかけ気温低下 東京も10℃切る予想
明日8日(金)には上空の寒気の流れ込みはピークを越えるものの、地上の気温は少し遅れて週末まで寒さが強まる予想です。昼間の気温は明日8日(金)にかけて低い状況が続き、朝の冷え込みは明日8日(金)と9日(土)がピークとなりそうです。
比較的気温の高かったこれまでとの気温差が大きくなります。体調を崩さないようお気を付けください。北海道や本州の標高の高い地域では路面凍結に十分注意してください。