一時、大雨特別警報…鹿児島・与論町で建物浸水などの被害

8日から記録的大雨となり、一時、大雨特別警報が出されていた鹿児島県与論町では、建物の浸水被害などが出ています。
奄美地方には暖かく湿った空気が流れ込み、与論町では24時間雨量が観測史上最大となるなど、降り始めからの総雨量が600ミリを超える記録的な大雨となりました。
この大雨で、与論町には大雨特別警報が発表されていましたが、9日午後2時に大雨警報に切り替えられました。
与論町役場によりますと、人的な被害は報告されていないものの、建物の床上浸水が20棟、床下浸水が9棟、土砂崩れが3か所発生するなどの被害が出ているということです。
町内のスーパーでは、商品や冷蔵設備が水浸しになる被害もありました。
スーパートップ茶花本店・竹田光寛さん「1メートルくらいまで水が来ていた跡があって、商品とか店内、水の勢いで流されていて、シャッター閉めていたけど、冷蔵設備とかが横倒しになっていた」
奄美南部では、10日の昼前にかけて土砂災害に厳重な警戒が必要です。

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