熊本市交通局は9日、熊本市電が赤信号を見落として交差点に進入したと発表した。車などとの接触はなく、乗員乗客2人にもけがはなかった。市電を巡るトラブルは今年13件目。
発表によると、同日午前6時20分頃、熊本市中央区の九品寺交差点で、上熊本発健軍町行きの市電(1両編成)は赤信号で停止。車用の左折信号が点灯した後、男性運転士が赤信号が切り替わったと勘違いして交差点に入ったという。対向車の運転手から交通局に指摘の電話があり、車両のドライブレコーダーで判明した。
同局はインシデントとして国土交通省九州運輸局に報告した。