１５日午前２時５０分頃、東京メトロ千代田線の乃木坂駅構内で発煙が発生した。
この影響で、同線は大手町―代々木公園駅間で始発から運転を見合わせた。当初は午前６時頃と見込んでいた運行開始は長引き、午後０時５８分に再開となった。
東京メトロによると、影響人員は約８万７０００人。発煙は衛生ポンプ室からといい、午前１０時時点で、火災の鎮火は確認していたものの、ホームドアや照明などの稼働に必要なケーブル類が損傷。運転再開に向け設備の点検などを行っていた。
運転は再開したものの、乃木坂駅では午後１時３０分現在、ホームドアや非常停止ボタン、ホームの一部照明などの使用を中止。一部のトイレやエスカレーターも使用できず、携帯電話の使用にも支障が出ているという。