3度目の都構想実現に向けて、大阪維新の会内部の検討チームが発足しました。この件について、先ほどから大阪維新の会が記者会見を行っています。
「大阪都構想」は、政令市・大阪市を解体し特別区に再編するもので、大阪府と市の二重行政の解消をめざす案でした。2015年と2020年の2度賛否を問う住民投票で否決されています。
こうしたなか今年11月、大阪維新の会の代表についた吉村洋文氏は、「大阪都構想」の案を再検討する考えを明らかにしていました。
17日に大阪維新の会は記者会見を開き、「都構想検討チーム」を発足させたことを発表しました。
会見に出席した高見大阪市議会議員は「吉村新代表の元、副首都に相応しい大阪を作っていくにあたりもう一度大阪都構想について見つめ直そうとなりました。まだ、設計図があるわけではなく作れるかもわかりません。前回の住民投票から4年たった現在地で 都構想が大阪を飛躍する手段になり得るのかどうか、我々としても設計図づくりを通して考えていきたい」と意気込みを語りました。
チームは今後、半年から1年かけて制度案をまとめたいとしています。