16日、北海道平取町で、走行中のトレーラーのタイヤが外れ、反対車線を走っていた乗用車に衝突しました。
16日午後1時半ごろ、平取町の国道237号線で、日高町富川方向に走っていたトレーラーの荷台の左前部分からタイヤが2本外れ、1本が反対車線を走っていた乗用車に衝突しました。
トレーラーを運転していた50代の男性と、乗用車を運転していた80代の男性にけがはありません。
別の車の運転手が、タイヤが衝突して損傷している乗用車を発見して警察に通報。
トレーラーの運転手は、当初タイヤが外れたことに気づかず、しばらく走って駐車した際にタイヤがないことに気づき、別の車で、タイヤが脱落したとみられる現場へ戻りました。
警察によりますと、トレーラーの運転手は、10月下旬から11月上旬の間に、業者に頼んで冬タイヤに交換していたということです。
タイヤやホイールに腐食などはみられず、ナットが緩んでいたとみられます。
警察は、定期的にナットの緩みがないかどうか点検し、運転中に違和感を感じた時は運転をやめて確認するよう、呼びかけています。