「異臭が…」身元不明死体遺棄現場の異変 複数人が関わっている可能性も 新潟県聖籠町

新潟県聖籠町の空き家の敷地で男性の遺体が見つかった事件で、1か月ほど前に、空き家の敷地内に小型ショベルカーが出入りしているのを複数の近隣住民が目撃していたことがBSNの取材で分かりました。
この事件は16日夕方、新潟県聖籠町の次第浜の空き家の敷地で、土の中から、身元の分からない男性の遺体が見つかったものです。
【記者リポート】 「遺体発見から2日が経ちました。現場ではきょうも警察による捜査が進められています」
この遺体は新潟市中央区に住んでいて10月中旬から行方不明になっている70代の男性に関する捜査の過程で発見されました。 警察では身元の確認を進めています。
その後のBSNの取材で、1か月ほど前に現場では小型のショベルカーが出入りしているのを複数の近隣住民が目撃していたことが分かりました。 警察もこの情報を把握していて、事件との関連を調べています。
現場周辺では…
【記者リポート】 「住宅は数年前から空き家になっていますが、近隣住民は先月ころから異変を感じていました」
その一つが、現場の空き家に設置された“防犯設備”です。
「1か月前に通ったらぱっとセンサーライトがついて」
他にも… 「たまに大きなワゴン車が停まっていたので、空き家なのに誰か住む予定があるのかな、と思っていました」
また、別の近隣住民は、「先月末に、異臭が2~3日ほど続いていた」と話していました。
なぜこの敷地に遺体が遺棄されたのか。 そして、新潟市中央区の70代の男性の行方は。
警察では、司法解剖を行うなどして身元の確認を急ぐとともに、犯行には複数人が関わっている可能性もあるとみて調べています。

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