全国的に患者が急増し、福岡県では警報レベルが続くインフルエンザ。
この年末年始、福岡市立急患診療センターと東区、南区、西区の急患診療所の計4か所で発熱など体調不良で受診した人は、12月31日から1月3日までの4日間で6624人に上りました。
なかには、来院から帰るまでに12時間かかった人もいるほど混雑していたということです。
連休明けの6日の状況はどうなっているのか、市内のクリニックを取材しました。
検査結果を待つ車であふれるクリニック
やまもとホームクリニック 山本希治 院長「皆さんインフルですね。奥さんも40℃がっつり熱が出たんですね」
福岡市西区にある発熱外来です。6日午前、体調不良を訴える人たちが次々に訪れ、検査結果を待つ車であふれていました。
Q年末年始はどう過ごした?
患者「旅行に。ディズニーランドに行った。まさか仕事始め早々に休むとは思わなかった。」
患者「熱が40℃ぐらいまで上がった。病院が年末年始で休みだったので薬もなくて。2日ぐらい39℃代で、ようやくきょう病院に来た感じ」
患者の8割がインフルエンザ
このクリニックでは4日から年始の診療を始めました。
患者の8割がインフルエンザA型だったと山本院長は話します。
やまもとホームクリニック 山本希治 院長「年末年始に医療機関を受診できなくて困られた方がきょう来ている状況だと思います。どうしても年末年始で人の出入りが多かったのといろいろ人と会われたり。家族内の感染が多かったと思います」
流行のピークは「あと1~2週間」
インフルエンザの流行のピークはいつごろになりそうか聞いてみると…
やまもとホームクリニック 山本希治 院長「いつも成人式ぐらいまで熱が出る方が多いので。あと1週間、場合によっては2週間ぐらいがまだ発熱症状の方が多くなるんじゃないかなという予想ですね」