岐阜県内4つの警察署に勾留されている16人が、食中毒で営業禁止処分を受けた業者の作った弁当を食べ、吐き気などの症状を訴えていることが分かりました。
食中毒とみられる症状を訴えたのは、岐阜中署や各務原署など4つの警察署に勾留されている男女16人です。
岐阜県警によりますと16人は、岐南町の弁当業者「バイパス給食センター」が調理した弁当を食べて2月27日の夜以降に症状を訴えました。
いずれも入院はせず快方に向かっています。バイパス給食センターは2月26日に調理した弁当で71人が食中毒を起こしたとして、保健所から営業禁止処分を受けています。
2月26日の弁当は3300食が配送されましたが、県と県警は勾留中の16人が食中毒を起こした71人に含まるかは明らかにしていません。