解答用紙ではなく『正解記載の用紙』を誤って配布 高校の転入学・編入学試験 新潟市

新潟市立明鏡高校で18日に行われた転入学・編入学検査の英語で、解答用紙を配布すべきところ、誤って『正答が記載された解答用紙』を配布していたことがわかりました。新潟市教育委員会は、合否の判定から英語を除外して判定するとしています。
市教委によりますと、英語の検査開始時に、解答用紙ではなく『正答が記載された解答用紙』が配布されていると受検者から申し出があったということです。そのため、受検していた8人全員の解答を中断し、解答用紙を回収後に改めて正しい解答用紙を再度配布して再開しました。 その後、学校側から市教委に報告があり、市教委は合否判定の対象から英語を除外し、国語・数学と面接で判定するとして、受検者への説明を行うなど対応したということです。
市教委は、検査実施要領に基づいて業務を行うべきところ、徹底されていなかったことが原因だとして、問題用紙や解答用紙、正答が記載された解答用紙は別々の封筒に入れて保管するほか、複数の教職員による確認を徹底するとしています。

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