兵庫県の斎藤知事は21日朝、自らのパワハラを認定するなどした第三者委員会の調査報告書について、「報告書は分量が多く、まだ読んでいる途中」と話しました。
斎藤知事らを告発する文書を調査してきた第三者委員会は19日、知事のパワハラを認定し、元県民局長への県の対応が公益通報者保護法に違反しているとする調査報告書を提出しました。
百条委員会の報告書よりも厳しい内容に斎藤知事は、「重く受け止める」「内容をしっかり精査する」などと話していました。
21日朝、改めて見解を問われた知事は「報告書は分量が多く、まだ読んでいる途中。内容は真摯に受け止め、反省すべきところは反省する。その上で来年度予算の成立を含め県政をしっかり前に進めていくことが私の果たすべき責任」とこれまでの発言を繰り返しました。