スナメリの「輪」天国へ、11歳・鯨類で国内初の人工哺育に成功…三重・鳥羽水族館

鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で飼育していた雌のスナメリ「輪」(11歳)が22日朝、死んだ。同館によると、鯨類の人工哺育で育てられ、国内で初めて成功したスナメリだった。
同館によると、2013年5月に水族館で生まれたが、まもなく母親の授乳が確認されなくなったことから、飼育員がミルクを与えるなどして人工哺育した。
輪は前日から餌を食べなくなり、飼育員が検査をするなどしていた。22日朝に死んでいるのを職員が発見。死因を調べている。輪は水槽内で来場客に近寄る姿が愛くるしいと人気を集めていたという。

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