【黄砂情報】東京・大阪で黄砂観測 まだ終わらない26日(水)も続く【黄砂シミュレーション26日(水)~28日(金)】気象庁の予想詳しく 黄砂はどこで いつまで?

東京・大阪で黄砂観測
きのう25日(火)東京では午後に、大阪では午前に黄砂観測の発表がありました。大阪では午前9時の「視程8km」と、24日(月)同時刻の「視程15km」よりも落ち、黄砂の影響で見通し(視程)が悪くなっています。視程とは水平方向で見通せる距離の事です。《黄砂のシミュレーション26日(水)~28日(金)》を画像で掲載しています。
【黄砂に関する気象情報】発表
気象庁は26日(水)にかけて、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が予想されるとして【黄砂に関する気象情報】を発表し注意を呼びかけています。
視程が10キロメートル未満となり、所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。
屋外では、所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。視程が5キロメートル未満となった所では、交通への障害が発生するおそれがありますので注意してください。
〈黄砂〉気象衛星に写る
24日(月)正午の【ひまわり黄砂監視画像】では、中国大陸から黄海、そして朝鮮半島付近はぼんやりとしていて、黄砂は日本のすぐ近くに達していました。
黄砂は中国大陸から
黄砂は東アジアの砂漠(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ日本にやってきます。中には〈黄砂〉が太平洋を横断し、北米やグリーンランドへ輸送されたことも報告されています。
黄砂の粒子を比較すると(1マイクロメートルは1mmの1000分の1)
髪の毛 > スギ花粉 > 黄砂 > PM2.5 となっています。
黄砂はスギ花粉より粒子が小さいため、マスクの隙間などから入りやすく、黄砂を吸い込むと、アレルギー症状が出たり、ぜんそくが悪化する場合があるようです。
黄砂飛来時には屋外で長い時間過ごすと症状がでやすいため、呼吸器に疾患がある小さなお子様や、高齢の方は、体調に応じて外出を控えてもいいかもしれません。
黄砂のシミュレーション26日(水)~28日(金)
26日(水)も、九州~関東地方に黄砂が予想されています。しかも濃い黄砂です、画像でご確認ください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする