筑西市長に立民元県連幹部 21票差で自民系敗北、茨城

任期満了に伴う茨城県筑西市長選は20日投開票の結果、立憲民主党県連幹事長を務めた元県議設楽詠美子氏(49)が、元市議会議長稲川新二氏(58)と元市議小島信一氏(68)を破り、初当選を果たした。いずれも無所属新人。設楽氏と次点の稲川氏との票差は21票だった。稲川、小島両氏は自民党籍を持っており、設楽氏が事実上の与野党対決を制した形。
投票率は51.06%で、前回を2.72ポイント下回った。
設楽氏は2011年から県議。歯科医師の経験から地域医療の再生や、ジェンダー平等を掲げた。連合茨城が推薦し、立民県議らも支援した。

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