新潟県十日町市で15日夕方、JR十日町駅に止まっていた列車の上から男性の遺体が見つかった件について、遺体はおよそ90km離れた長野駅から列車の上に乗っていたとみられることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
遺体が発見されたのは、JR十日町駅に止まっていた飯山線2両編成 普通列車の屋根の上です。
警察などによりますと、15日午後4時半ころ、駅の利用客が「屋根の上に人が倒れている」と駅員に伝え、駅員が警察に通報しました。警察と消防が現場に駆け付けたところ、列車の屋根の上からうつぶせの状態で遺体が見つかったということです。
列車は長野駅発 越後川口駅行の普通列車で、捜査関係者によりますと十日町駅からおよそ90km離れたJR長野駅のカメラに、列車の上に遺体が乗っている様子が映っていたということです。
遺体は40代くらいの男性で後頭部から血を流していたということで、警察は身元の確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で捜査を進めています。