大阪府泉佐野市が全国3例目となる「赤ちゃんポスト」設置に向けて動き出しました。
大阪府泉佐野市は5月29日、親が育てられない生後すぐの赤ちゃんを匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」の設置に向けた調査費用、約800万円の予算案を、6月議会に提出すると発表しました。
赤ちゃんポストを巡っては、熊本市の慈恵病院と東京都墨田区の賛育会病院が導入していて、泉佐野市によりますと、実現すれば全国で3例目の取り組みになるとしています。
泉佐野市は複数の病院での設置を検討していて、今年度中に設置する医療機関を選定し、早ければ来年度から運用したいとしています。
また、赤ちゃんポストを設置する医療機関では、病院以外に身元をあかさない「内密出産」も受け入れる方針だということです。