福島県の内堀雅雄知事は3日、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏の死去を受け、「県民が抱える苦しみや悲しみに寄り添ってくれた。スーパースターでありながら気さく。日本中の憧れであり誇りだった」と悼んだ。定例会見で記者の質問に答えた。
内堀知事は東日本大震災と東電福島第1原発事故から5年後、長嶋氏が県民に寄せた「毎日が苦しみ、悲しみ、不自由な生活の連続だったと思う。皆さん負けないでください。私も病には負けません」とのメッセージを改めて披露し「当時、長嶋さんは脳梗塞を患いリハビリに励んでいた。だからこそ県民に寄り添い、あえて『頑張れ』ではなく『負けるな』という言葉を贈ったのだと思う」と語った。
その上で内堀知事は「復興に向けて懸命に歩む、福島県の姿を見守っていただきたかった。本当に残念」と述べた。