水力発電所で「爆発があった」、発電機から発煙し作業員2人軽傷…鳥取の俣野川発電所

17日午後1時30分頃、鳥取県江府町の中国電力俣野川発電所の地下トンネルで、作業員が「爆発があった」と消防に通報した。発電機から煙が出ており、約4時間後に消し止められた。作業員2人が避難の際に転倒するなどして軽傷を負った。消防などが原因を調べている。
中国電力によると、作業員43人が発電機の点検をしていたところ、発電機4基のうち1基のスイッチから煙が上がった。電気系統に何らかの不具合があったとみられるという。
この影響で、稼働中だった2基の発電を停止した。復旧の見通しはたっていないが、停電は起きていない。
同発電所は西日本最大級の水力発電所。中国電力鳥取支社の外園壮副支社長は県庁で開かれた情報連絡会議に出席し、「地域のみなさまにご迷惑と心配をおかけし申し訳ございません」と陳謝した。

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