20日の参院本会議で辞職が許可され、自民党に復党が決まった鈴木宗男氏(77)は同日、読売新聞の取材に応じ、夏の参院選比例選に自民から出馬する見通しを明らかにし、「自民を立て直す気持ちで頑張る」と述べた。
鈴木氏は2002年3月に自民を離党した。19年参院選比例選に日本維新の会から出馬し、当選したが、23年に党に無断でロシアへ渡航した問題で執行部と対立して離党。以降は無所属で活動していた。
23年ぶりの自民復党について、鈴木氏は「政治家として生まれ、育った党。再び自民で選挙できる巡り合わせに感謝し、原点に返った気持ちで臨む」と語った。