きのう、大阪市西成区の集合住宅の一室で、女性が死亡しているのが見つかりました。警察は後ろから刺された殺人事件と断定し、捜査を続けています。
24日午前9時40分ごろ、西成区千本南の集合住宅1階の一室で、「玄関が施錠されている。中から応答がない」と住人の親族の男性から消防に通報がありました。
警察などが駆けつけたところ、50代くらいの女性が布団にうつぶせの状態で倒れているのが見つかり、現場で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡していたのは、事件現場となった西成区千本南の集合住宅に住む52歳の介護ヘルパー、浅野由有子さんです。
浅野さんの背中や首には、計十数か所の刺し傷があったということで、死因は首の動脈や肺などを損傷した失血死だったということです。
また、部屋からは血が付いた刃物が見つかっていました。浅野さんと暮らしていた夫とは連絡が取れていないということです。