26日朝、山形空港の滑走路にクマ1頭が出没し、その影響で欠航が相次ぎました。カメラがそのクマの姿をとらえました。
記者
「クマがフェンス付近まで近づいてきました。登るかも!いまフェンスを乗り越えようとしました」
山形空港の滑走路を歩く1頭のクマ。警察などによりますと、クマが最初に発見されたのが26日7時ごろで、空港の職員が見つけました。
体長およそ1.2メートルで、山形空港では安全確認のため、午前8時ごろから30分間、滑走路を閉鎖。クマの姿は一旦見えなくなりましたがその後、再び空港内に現れたため、滑走路の閉鎖が続いています。
この影響で、山形空港発着の東京と大阪、さらに札幌と名古屋の各便、合わせて10便が終日欠航となりました。
山形県東根市では25日夕方から他でも、クマの目撃情報が相次いでいて、空港のクマと同一の可能性があるとみられています。また、地元の猟友会はクマの捕獲に向け午後3時ごろ、空港敷地内に箱わなを3台設置していて、現場では警察が警戒を続けています。